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オルソケラトロジー

オルソケラトロジー治療とは

特殊にデザインされたハードコンタクトレンズを就寝時に装用して近視を矯正する新しい治療法です。
レンズをつけるのは寝ている間だけなので、日中は裸眼で快適に過ごせます。

寝ている間に特殊レンズを装着し、角膜を変化させます。
朝、レンズをはずしても、矯正した角膜形状が維持されるため、昼間は裸眼で過ごすことができます。
また、近視の進行を抑制する効果があります。

レンズの装用を中止すれば、自然に角膜が元の形状に戻るため、他の矯正方法に切り替えることも可能です。

こんな方におすすめです

  • 近視や乱視が軽度~中等度の方(-6D程度まで)
  • 6歳以上のお子様:近視進行抑制効果が期待できます
  • スポーツをされる方:特にマリンスポーツなど水中のスポーツ
  • レーシックに抵抗のある方:手術不要で可逆性があります
  • 日中の眼鏡・コンタクトレンズの使用が困難な方

オルソケラトロジーのメリット・デメリット

メリット

  • 日中は裸眼で過ごせます
  • 手術不要で安全
  • 子どもの近視進行抑制効果があります
  • 装用を中止すれば元に戻る可逆性治療

デメリット

  • 毎日の装用が必要(就寝時)
  • 定期検査が必要
  • ハロー・グレア現象が起こる場合があります
  • 2~3年でレンズ交換が必要

適応・不適応について

向いている方

  • 軽度~中等度(-6D程度)の近視・軽度乱視
  • 6歳以上で定期検査に通える方
  • 毎日6時間以上の睡眠時間を確保できる方

向いていない方

  • 妊娠中・授乳中の方
  • 重症ドライアイ・円錐角膜の方
  • レーシック手術歴のある方
  • 適切なレンズケアができない方

子供の近視抑制効果について

近年、近視の低年齢化が進んでいます。
子どもの近視は眼軸長(眼の奥行)が伸びることで進行し、強度近視は将来的に黄斑変性症・網膜剥離・緑内障などのリスクを高めます。

オルソケラトロジーは眼軸伸長の抑制に効果的であることが分かっており、20歳頃まで続く近視進行を抑制するため、早期からの予防が重要です。

治療の流れと費用

※オルソケラトロジー治療は自由診療のため全額自己負担です

STEP1:適応検査

近視の度合いや眼の健康状態を調べ、オルソケラトロジーレンズの装用に適しているかを診断します。

STEP2:お試し装用

1~2週間程度の装着体験を実施します。

STEP3:本治療開始

お試し装用で効果を確認後、本治療を開始します。装着体験代は本治療費に充当されます。

定期検査スケジュール

使用開始日・翌日・1週間後・2週間後・1ヶ月後・3ヶ月後・6ヶ月後・12か月後

費用について

費用に関しては、クリニックへお問い合わせください。

レンズの保障交換について

  • 処方変更:6ヶ月以内は片眼1回無料交換
  • 破損:1年以内は片眼1回無料交換(レンズ半分以上持参時)
  • 紛失:全額負担

使用するレンズについて

当院では、厚生労働省認可の国産SEED社のを使用。
角膜形状に合わせた細かいカスタマイズが可能で、取り扱いは通常のハードコンタクトレンズと同様です。

医療費控除について

オルソケラトロジー治療は「治療」のため、医療費控除申請が可能です。(領収書が必要)

よくあるご質問

Q. 痛みはありますか?

A. レンズに慣れるまで装用感が気になることがありますが、慣れると気になりません。

Q. 効果はいつから現れますか?

A. 個人差がありますが、早い場合は装用数時間後から効果が現れます。安定まで数日~数週間かかります。

Q. 睡眠中の装用は安全ですか?

A. 日中装用と比べてホコリや花粉のリスクがなく、眼への負担は少ないです。

注意事項

  • 適切な使用とケアを行わないと合併症のリスクがあります
  • 装用中止で数日で視力が戻るため、継続的な使用が必要です
  • 目やに、充血、痛みなど異常を感じた時は速やかに受診してください
  • 治療開始前に見えやすい眼鏡の準備をお願いします

経験豊富な視能訓練士が対応いたしますので、視力回復・視力矯正治療などが気になる方はぜひお気軽にご相談ください。

また、その他の近視抑制治療であるリジュゼアミニとの併用も有効です。

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